平成28年度 全国生乳検査担当者研修会

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下記のとおり実施されましたので、お知らせいたします。

1.会議名

平成28年度 全国生乳検査担当者研修会

2.開催日時

平成29年3月22日(水)13:30 - 17:15

3.開催場所

TKP東京駅日本橋カンファレンスセンター

4.参加者

生乳検査担当者60名、講師2名、事務局8名、総参加者70名

5.議題・内容

1.挨拶
(一社)Jミルク 前田専務
2.研修
現在、我が国において、厚生労働省において28年3月からHACCPの制度化(いわゆる義務化)について検討が行われ、同年12月には検討会の「最終とりまとめ」が公表され、この最終取りまとめにおいては、2段階の基準を設け、全食品事業者を対象としてHACCPを制度化する方針が示されところです。また農林水産省においてもHACCP導入促進にかかる諸支援策等が構築されています。
このような背景下、厚生労働省及び農林水産省の所管部署担当官より詳細説明を受け、品質管理の第一線の検査担当者がHACCPに関する最新の情報を共有し、HACCPの円滑な導入、また更なるシステムのブラシアップを図ることを目的として下記の内容にて研修を行いました。
【研修】
講演1 「食品衛生管理の国際標準化に関する検討会」最終取り纏めについて
講師 厚生労働省医薬・生活衛生局生活衛生・食品安全部監視安全課
主査  武本 晋哉 氏
講演2 「農林水産省におけるHACCPの導入促進について」(仮題)
講師 農林水産省食料産業局食品製造課食品企業行動室
高度化基盤整備専門官  三村 茂男 氏
※ 夫々の研修終了後、質疑応答を行いました。参加者から、更に事務局からも質問が出されました。丁寧にお答えいただきました。
【Jミルクからの報告】
(一社)Jミルクから直近の事業等について報告いたしました。
報告1 Jミルク広報グループより、29年度より実施する「酪農乳業産業基盤強化特別対策」について趣旨を説明し、今回のテーマに関係する「高付加価値事業」の紹介を行いました。
報告2 29年4月1日に改定される「生乳検査精度管理審査・認証規程」について主な改正内容について説明いたしました。
3.情報交換懇親会
出席された検査担当者がそれぞれの組織の垣根を超えて意見交換・情報交換を行いました。
※今回の研修についてのアンケート調査を実施しておりますので次回の研修会に向けて参考にさせていただきます。
ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。

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