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牛乳の成分を生かして作った「加工乳」

(MILK通信II ほわいと(2004・春号より)
見た目は同じ白い牛乳でも、種類別牛乳・加工乳・乳飲料などの種類があり、法律(*乳等省令)によって原材料や成分規格が定められています。そのうち、原材料が生乳と乳製品だけのもの、つまり牛乳の成分をうまく生かし、飲用目的に合わせて作ったのが種類別加工乳(以下「加工乳」と表記)です。

*食品衛生法にもとづく「乳および乳製品の成分規格等に関する省令」

種類別牛乳との違い

種類別牛乳(以下「牛乳」と表記)は生乳を加熱 殺菌しただけで、ほかのものは一切加えることがで きませんが、「加工乳」は、生乳に乳製品を加える ことで、乳脂肪分の増減や、カルシウム・たんぱく 質などの無脂乳固形分を多くすることができます。 成分規格は、「牛乳」の場合、無脂乳固形分(牛 乳から乳脂肪分と水分を除いた成分)8・0%以上、 乳脂肪分3・0%以上という決まりがあり、成分無 調整です。一方、「加工乳」では、無脂乳固形分は 牛乳と同じく8・0%以上と定められていますが、 乳脂肪分には決まりがありません。

「加工乳」の原材料

生乳、牛乳や、これらを原料として製造された乳 製品(全粉乳、脱脂粉乳、濃縮乳、クリーム、バタ ーなど)が原料となっています。 また、平成 13 年7月から、業界が自主的に規制す る「飲用乳の表示に関する公正競争規約」により、 生乳の使用割合(「 50 %以上」または「 50 %未満」) が表示されるようになりました。

「加工乳」の種類と栄養

加工乳には、主に2つのタイプがあります。
*低脂肪タイプ(ローファットミルク)
脂肪は控えたいけど、カルシウムは少しでも多く摂りたいという人にぴったりのものです。生乳に、脱脂乳などを加えて乳脂肪分を少なくしたもので、
「牛乳」よりエネルギーは少ないですが、たんぱく質やカルシウムなどの無脂乳固形分を多く含みます。無脂乳固形分は「牛乳」と同じかやや高く、乳
脂肪分1・0~1・5%が主流です。


「加工乳」の表示例(濃厚タイプの場合)
*濃厚タイプ
特にコクのある味を好む人に向いています。濃縮乳、クリーム、バターなどを加えて成分を濃くしたもので、乳脂肪、たんぱく質、カルシウムなどの成
分が多く、風味にも濃厚感が増します。乳脂肪分は4・2~4・4%が主流です。そのほかに、「牛乳」と同じ乳脂肪分のものや、乳脂肪分0・5%未満の無脂肪タイプもあります。

生乳と乳製品から作られた「加工乳」、あなたのお好みの味や成分のものを見つけてください。

 


(MILK通信II ほわいと(2004・春号より)

2004年5月21日

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