乳牛の品種が違う場合
日本の牛の99%以上が、白黒ぶちのホルスタインです。観光牧場では、ホルスタインより小柄で、茶色のジャージーやガーンジー、ブラウンスイスなどを飼育しているところがあります。これらの牛はホルスタインより乳を出す量は少ないのですが、乳脂肪分や無脂乳固形分(たんぱく質・糖質・ビタミン・ミネラルなど)を多く含むので、濃厚な味わいになります。
ノンホモ牛乳の場合
市販されている牛乳のほとんどは、均質化(ホモジナイズ)をしています。均質機という機械で圧力をかけ、小さい穴を通すことにより、生乳の脂肪球を細かくし、成分を均一にして消化吸収を良くしています。一方、均質機を通していない牛乳をノンホモ牛乳といい、大きな脂肪球が浮いて、とろりとしたクリーム層を作ります。最初の一口で、このクリーム層が口に入り濃厚に感じますが、その下の層の牛乳は脂肪が少なくなっているのです。
環境が味覚に影響する場合
おいしい空気、青空のもと、深緑に囲まれて、気分が開放された中で飲む牛乳は、一層おいしく感じるはずです。のどが渇いていたらなおさらでしょう。
牧場で飲む牛乳は搾りたてだから違うのではと思っている人もいるかもしれません。牛乳は「乳および乳製品の成分規格等に関する省令」という法律により、細菌をはじめとするいろいろな検査をすることが義務付けられています。牧場で飲む牛乳も店で買う牛乳も、検査結果が出るまで時間がかかり、搾ってすぐに飲むことはできません。
夏休みは旅先でいろいろな牛乳に出会えるチャンス、飲み比べてみるのも楽しいでしょう。