北海道近代史の研究者で、北海道開拓記念館(現北海道博物館)学芸部長を務めた関秀志が、同館研究年報第17号に掲載した論文です。「北海道第2期拓殖計画の一部として試みられたユニークな中堅開拓者の養成と、卒業生による昭和初期の十勝開拓の実態を、当事者の証言によって明らかにする」(筆者)ことを目的に執筆されたもので、拓殖実習場十勝実習場第1期卒業生である大樹町内の酪農家が、実習場での畑作や畜産、食品加工の内容やその後拓北部落での開墾について語った内容を、一人称の語りの形で記録しています。搾乳や牧草の収穫など、当時の実習風景の写真が多数収められています。
タイトル | 十勝拓北実習場と拓北部落の開拓—服部正司氏からの聞き取り調査— |
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著者 | 関秀志 |
史料所在地 | 帯広市図書館 |
年 | 1989年(平成元年) |
都道府県 | 北海道 |
分類 | 技術・衛生・家畜 |
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