酪農乳業史デジタルアーカイブス

酪農提要

1880年代(明治13-明治22) / -

概要

この書籍は、日本で初めて「酪農」という語彙を使用した書籍です。鹿児島県士族知識四郎がイギリスのウイリアム・ユ−アットの農業書を抜粋翻訳した物です。又出版元は北辰舎々主前田喜代松です。彼は当時の市乳界で活躍していたため、業界を盛り上げリードする書籍にもなっています。本書の目次を見ると、「酪農ノ経済及ビ管理法」が記述されていて、現代的に解釈すれば 乳牛・牛乳(乳汁)・乳牛の飼料・牛乳工場(酪屋)の解説とクリーム(乳皮)・バター(乳油)・チーズ(乾酪)など乳製品の製造及び保存法の解説です。特に1660年代の英国に於ける酪農乳業の機器の図解の紹介をしているのが特徴です。

タイトル 酪農提要
著者 ウヰリアム・ユーアット  知識四郎 訳述
出版社 前田喜代松
1886年(明治19年)
都道府県 -
Jミルク保有 あり
アーカイブ項目 全頁
分類 技術・衛生・家畜

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