ランドスケープ研究(オンライン論文集)VOL.7に掲載されたものです。日本最初期の西欧式官営牧場を前身とする岩瀬牧場の歴史的経緯を明らかにしています。明治6年の大槻原開墾が国営安積開墾事業へと繋がっていきます。この事業は殖産興業政策及び士族授産として実施され、家畜の飼育、利用、西洋式農法の導入が進められました。安積開墾事業によって開削された安積疏水は、矢吹が原一帯を開墾し、岩瀬牧場の前身である宮内省御開墾所が明治14年に開設されます。その後、新しい御用地が指定され、岩瀬第1,第2、第3御料地となりました。明治23年に岡部長職子爵に貸下げ、岩瀬牧場となります。
タイトル | 福島県岩瀬牧場および県中南周辺地域にみる開拓事業の歴史的展開と土地利用変遷 |
---|---|
著者 | 大島卓、鈴木雅和 |
出版社 | (社)日本造園学会 |
年 | 2014年(平成26年) |
都道府県 | 福島県 |
外部リンク | https://iss.ndl.go.jp/books/R000000016-I003137060-00 |
外部URL | https://ci.nii.ac.jp/naid/130004685506 |
分類 | 技術・衛生・家畜 |
印刷準備中...