本研究は岩瀬郡鏡石町の「岩瀬牧場」について、農牧畜業の近代化の産業遺産としての価値と現状の問題点を調査し、今後の保全のあり方の知見を得ることを目的としています。牧場の運営状況・土地利用・景観・歴史的建造物・産業機械類・植栽・展示資料などの現況実測調査が行われ、その結果岩瀬牧場は日本最古の西洋式官営牧場であり、日本で最初にオランダからホルスタイン種を輸入(血統書保存)、同時に送られた鐘と「牧場の朝」、F型トラクター、日本最古のコンクリート製サイロ等それを示す資源の現存を確認しています。これら保全のための地域再生デザインを提案し、持続的な保全活動が開始されました。
タイトル | 福島県における牧場の産業遺産を活用した地域再生デザインの実践的方法論 |
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著者 | 鈴木雅和 |
出版社 | 筑波大学 |
史料所在地 | 筑波大学 |
年 | 2015年(平成27年) |
都道府県 | 福島県 |
外部リンク | https://iss.ndl.go.jp/books/R000000025-I002937280-00 |
分類 | 技術・衛生・家畜 |
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