酪農乳業史デジタルアーカイブス

津名町史 本編

1980年代(昭和55-昭和64/平成元) / 兵庫県

概要

285頁には古くから優れた牛馬の生産地であった津名町の畜産の歴史が包括的にまとめられています。牛種の改良のため佐野村の蔭山守彦が明治13年に但馬牛の借用願いを出していますが(292頁)、この時の嘆願書は淡路文化史料館に保存されています。乳牛に関しては明治12年に内務省からデボン種の種牛1頭を借り受け、牛の体位の向上と泌乳量の増加を計っており、これが淡路の酪農の嚆矢となりました(294頁)。明治23年には大町村の大歳弥太郎が神戸から洋牛15頭、27年には生穂村の長谷長作がエアシャー種牝1頭を移入して搾乳を開始します。津名町の実質的な酪農はここから始まったとされています(295頁)。

タイトル 津名町史 本編
出版社 兵庫県津名郡津名町
史料所在地 兵庫県立図書館
1988年(昭和63年)
都道府県 兵庫県
外部リンク https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I045266328-00
外部URL https://ci.nii.ac.jp/ncid/BN1341735X
分類 技術・衛生・家畜

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