酪農乳業史デジタルアーカイブス

雪印乳業株式会社大樹工場 創業30周年記念誌 はつらつ大樹

1980年代(昭和55-昭和64/平成元) / 北海道

概要

戦中の昭和19年に北海道興農公社大樹工場として着工、戦後昭和23年に操業した雪印乳業大樹工場の30周年を記念して、昭和62年に制作された冊子です。歴代の工場長、課長をはじめ、各課の従業員や生産者が文章を寄せており、発行当時の酪農関係者の思いを知ることができる資料です。各職場の現状についても紹介、遠浅工場から製造設備を移設したソフトチーズ部門では移設後倍量を生産、「カマンベール年産千トンも夢ではない」との記述が見られます。79頁には、地域酪農の沿革がまとめられており、戦後、大手乳業各社による原料乳の争奪を経て、昭和31年末時点での中札内、忠類、大樹、広尾の雪印と明治の集乳比率が紹介されています。参考として、昭和35年3月の統計として十勝南部町村における酪農家戸数、搾乳頭数、サイロ数のほか、昭和33年〜61年の大樹工場管内の乳量の推移などの統計も紹介されています。

タイトル 雪印乳業株式会社大樹工場 創業30周年記念誌 はつらつ大樹
著者 雪印乳業株式会社大樹工場
史料所在地 大樹町図書館
1987年(昭和62年)
都道府県 北海道
分類 組織・企業

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