酪農乳業史デジタルアーカイブス

高き希望は星にかけ 北海道拓殖実習場史

1980年代(昭和55-昭和64/平成元) / 北海道

概要

昭和初期に北海道庁が十勝や北見、釧路等に設置し、全国から集った実習生が農業技術を実地に学んだ拓殖実習場の30年の沿革と関係者の回想をまとめた記念誌です。昭和9年度の記録を見ると、十勝実習場に牛舎一棟、サイロ一基など施設が整備され、馬や豚、綿羊、兎等とともに、乳牛十頭と種牡牛1頭を購入すると記載されています。56頁に紹介されている教習科目によると、馬の飼養管理や開墾農業、土壌学、養蜂などに並び、北海道酪農の先駆者・宇都宮仙太郎による講義もありました。71頁には、昭和12年度の十勝実習場における実習日数(出役人員×日数)表が記載されていますが、畜産部門で牛舎当番に1372、製酪737、飼料調整306、サイロ切込81などとなっています。72頁には牧草収穫や搾乳、79頁にはバターの製造実習の写真が掲載されています。

タイトル 高き希望は星にかけ 北海道拓殖実習場史
著者 北海道拓殖実習場史刊行会
出版社 社団法人北海道農業土木協会
史料所在地 大樹町図書館
1987年(昭和62年)
都道府県 北海道
分類 組織・企業

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