酪農乳業史デジタルアーカイブス

北蘭町内会十五周年記念誌 北蘭のあゆみ

1980年代(昭和55-昭和64/平成元) / 北海道

概要

音更町の鈴蘭地区にあった北蘭町内会が15周年の節目に発行した昭和56年に発行した記念の冊子です。7頁に明治11年に行商人大川宇八郎の入植に始まる地域の沿革が紹介されていますが、酪農の草分けとして高倉牧場、菊池平助、世木沢牧場について記述があります。中でも大正15年に入植した世木沢牧場については「自給自足を主体とし、バター、チーズの乳製品、肉の加工貯蔵を行い余剰品を販売するという経営で、地区は及ばず十勝に貢献した酪農家で、視察及宿泊研修生も相当数にのぼると聞く」と記されています。同牧場は昭和16年に移転したとのことで、他の沿革誌などに記述が少なく、この冊子の記述は地域酪農の貴重な証言となっています。

タイトル 北蘭町内会十五周年記念誌 北蘭のあゆみ
著者 北蘭町内会
史料所在地 音更町図書館
1981年(昭和56年)
都道府県 北海道
分類 技術・衛生・家畜

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