酪農乳業史デジタルアーカイブス

宮崎県酪連30年史

1990年代(平成2-平成11) / 宮崎県

概要

第1章17頁に「本県の酪農」の項に、明治酪農の草分けに宮崎県で最初に酪農を始めたのは土田退蔵とあります。彼は延岡藩士でしたが、明治7年内務省から短角数頭の貸付を受け、宮崎県別府町で搾乳業を始めました。当時の宮崎は寒村で土田は朝夕2回搾乳し、ブリキ製の容器に入れて量り売りし、1日の売り上げは3〜4升でした。明治13年に都城下長飯出身の愛甲伸雄が、明治16年に宮崎市吉村町出身の川野與市がアメリカ人からエヤーシャー種2頭を譲り受けて、明治30年に川野牧場の牧夫だった北岡藤太郎が大淀で搾乳業を開始しました。また、40頁に宮崎県酪農業協同組合連合会の設立のことが記載されています。

タイトル 宮崎県酪連30年史
著者 宮崎県酪連30年史編纂委員会
出版社 宮崎県酪農業協同組合連合会
史料所在地 宮崎県立図書館
1997年(平成9年)
都道府県 宮崎県
分類 組織・企業

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