第4章250頁の「都城の古牧」の項に都城の野牧の始まりは、都城島津が16世紀末に梶山の大八重雪ケ峯に野牧を設置したのが最初といわれています。この頃の野牧は馬でした。また、258頁の「酪農の変遷」の項に明治9年に隈元棟貫と愛甲伸雄が現都城市に牧場を設け繁殖を行いました。正式な搾乳業は明治13年愛甲によって始められました。明治から大正にかけて牛乳の消費量は増加していますが、栄養食品というより病人や乳幼児の哺乳として薬餌的色彩が強かったと記載されています。
タイトル | 都城市史 別編 民俗・文化財 |
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著者 | 都城市史編さん委員会 |
出版社 | 都城市 |
史料所在地 | 都城市立図書館 |
年 | 1996年(平成8年) |
都道府県 | 宮崎県 |
分類 | 技術・衛生・家畜 |
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