酪農乳業史デジタルアーカイブス

ソップ牛乳配達記

1890年代(明治23-明治32) / 広島県

概要

これは、広島県公文書館が所蔵する個人の文書(八田家)に残されたソップと牛乳の配達記録3枚です。配達先は広島市のソップ製造所・牛乳搾取所とあり、いずれも明治31年7月31日に発行され月末にまとめて支払っていたと思われます。ソップは現在のスープにあたり肉を煮出したもので、鶏肉ソップと牛肉ソップがあったようで、牛乳と共に配達しています。ソップと牛乳が当時の治療食や健康食に効果があるとされていましたので、このような組み合わせの配達がありました。牛乳は1合4銭、鶏肉ソップは1合8銭、牛肉ソップは1合4銭と記されています。牛乳は毎日、ソップは、7月後半午前、午後に配達されています。

タイトル ソップ牛乳配達記
著者 宮地向陽堂
史料所在地 広島県公文書館
1898年(明治31年)
都道府県 広島県
分類 経済・経営・統計

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