この書籍は、日本歴史の全領域を網羅し、かつ考古学・人類学・民族学・国語学・国文学等及び書誌学・古文書学・史料学関係の項目が採取されています。酪農については247頁〜248頁に牛が仏教の伝来に伴い我が国にはいってきたこと、采達太子の山中の苦行と牛乳にまつわる逸話から牛乳の利用が許されたこと、乳牛院をおいて典薬寮の別所とした「延喜式」のこと、平安時代にには乳製品が用いられていたこと、江戸中期にインドの白牛を輸入し水戸の徳川斉昭が牛乳を常用していたこと、江戸の末期には牛乳搾取所が開かれていたことなどが記載されております。
タイトル | 國史大辞典 第4巻 |
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著者 | 国史大辞典編集委員会 |
出版社 | 吉川弘文館 |
史料所在地 | 国立国会図書館 |
年 | 1984年(昭和59年) |
都道府県 | - |
分類 | 技術・衛生・家畜 |
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