酪農乳業史デジタルアーカイブス

亀和田自治会所蔵文書150 為取替約定証(牧牛場新設ニ付)

1880年代(明治13-明治22) / 栃木県

概要

この文書には、福和田村字東原にある周辺12町村の入会地の一部を黒子正三郎が借り受けて牧牛場を新設するということが記載されている為取替約定証です。拝借料は、土地の借り受け代金とともに、土地を貸している間に取れなくなってしまう飼料・肥料の補填と考えられる「生草趣意」代金とあわせて面積1町歩につき50銭(年額)であること、また、営業が長く続いた場合、黒子の所有地に下げ渡してもらいたいとも書かれており、その際の値段は面積1町歩につき3円と記載されています。福和田村他11町村が入会秣場を牧牛場として貸し出していたことがわかる貴重な史料です。

タイトル 亀和田自治会所蔵文書150 為取替約定証(牧牛場新設ニ付)
史料所在地 鹿沼市教育委員会所蔵マイクロフィルム
1888年(明治21年)
都道府県 栃木県
ダウンロード https://www.j-milk.jp/digitalarchives/download/file/C0862/C0862.pdf
分類 政策・法律・行政

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