この引札は、1916〜17(大正5〜6)年のものです。文面には「純良牛乳・搾取販売」とあり「里山辺村字林」とあり、そして「武田牛乳部」とあります。里山辺村とは、現在の長野県松本市です。「武田牛乳部」とあるから外に食品業を営んでいたものであると思われます。牛の背にのる子供は細口のニッケル瓶をもっています。牛はエアシャー種で、そばに立つ束髪の女性は、牛の飼育者で搾乳バケツを持っています。背後の風景からみて、おそらく牧場を現したものであると思われます。
タイトル | 武田牛乳部引札 |
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年 | 1916〜1917年頃(大正5年) |
都道府県 | 長野県 |
史料出展 | 雪印メグミルク(株)(酪農と乳の歴史館) |
分類 | 宣伝・広告物 |
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