この引札は、珍しい図柄です。盃をもっている軍人のそばに洋装の婦人を記しったもので、松・竹の外に鶴と亀といった吉祥の動植物を描きだしています。また三宝には勝票が載っている趣向で、これに婦人が、紅白のリボンをあしらった急須のような入れ物を三宝に載せているのをみると正月向けの引札と思われます。印刷した年代が1904(明治37)年10月とあるので日露戦争の勝利を願ったものであると思われ、文面には「屠牛卸・小売販売」と「牛乳搾取販売所」とあります。この搾取販売所の場所は、現在地がわかりませんが「大崎村大字下坂井」とあります。営業者は「棒(ほう)清七」とあります。
タイトル | 捧(ほう)清七引札 |
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年 | 1904年(明治37年) |
都道府県 | - |
史料出展 | 雪印メグミルク(株)(酪農と乳の歴史館) |
分類 | 宣伝・広告物 |
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