「厚生労働省研究班による多目的コホート研究:乳製品、飽和脂肪酸、カルシウム摂取量と前立腺がんとの関連について」に関する見解

一般社団法人Jミルク
平成20年4月16日に発表されました表記コホート研究の結果につきまして、以下の通り見解を述べます。
今回報告された同研究班のコメントには「今回の研究では、乳製品をたくさん摂取すると前立腺がんのリスクが高くなりましたが、一方、乳製品の摂取が、骨粗鬆症、高血圧、大腸がんといった疾患に予防的であるという報告も多くあります。したがって、乳製品の摂取を控えた方がいいかについては、総合的な判断が必要であり、現時点では結論を出すことはできません。今後、乳製品の利益と不利益のバランスを明らかにするような研究が期待されます。」と記述されております。

このように、厚生労働省研究班のコメントは「乳製品の摂取を控えた方がいいかについては、総合的な判断が必要であり、現時点では結論を出すことはできません」としていることから、これまで通りに摂取されてご心配ないと考えます。


いずれにしても、牛乳・乳製品と健康との関係については、様々な観点から研究を深めていく必要があると考えており、牛乳乳製品健康科学会議の知見も踏まえながら、引き続き、的確な情報提供に努めていきたいと考えております。


なお、牛乳・乳製品に関しては、これまで多くの栄養学的研究並びに健康に寄与する研究など様々な研究がなされており、骨粗鬆症や高血圧、大腸がんの予防をはじめ様々な面で我々の健康を大きく支える有益な食品であります。

また、人類の長い歴史の中で多様な食べ方が培われ、食用されてきた食品であり、多くの価値をもつ、私たちの生活にとって大切な食品であります。

一方、日本での牛乳・乳製品の摂取量は欧米に比べ遥かに少なく、カルシウム摂取量も不足である現状を考えれば、牛乳・乳製品の持つ栄養的利点並びに各種疾患の予防などの観点からも牛乳・乳製品を含めたバランスの良い食事を摂る事が私たちの健康の維持・増進に役立つものと考えます。
以上
 

2008年4月22日

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