平成25年度 第1回需給取引専門部会の内容について(要旨)

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下記のとおり実施されましたので、お知らせいたします。

1.委員会名

平成25年度第1回需給取引専門部会

2.開催日時

平成25年9月10日(火)13:30~16:20

3.開催場所

Jミルク会議室

4.参加者

需給取引専門部会委員16名(欠席委員1名、代理者1名)、来賓7名、オブザーバー3名、事務局6名    計32名

5.報告・協議事項並びに内容

(1)部会長及び副部会長の選出について
需給取引専門部会部会員の新規委嘱に伴い、部会長並びに副部会長を互選により決定した。
(2)需給取引専門部会からの各委員会の委員について
部会より各委員会への2名の委員について、選出し決定した。
(3)本年度事業の進捗状況と下期の事業推進計画について
1)災害等危機管理対策事業について
○「災害等支援環境整備事業」の実施計画(2,425件の計画)について報告を行った。
○除染の状況、次年度事業内容のニーズ把握のため現地調査(聞き取り)の実施計画を報告した。
2)需給見通しについて
○今後の需給見通しの策定・公表時期、内容の確認を行った。
 ・公表時期、内容
 10月下旬 本年度第3四半期まで
 12月中旬 本年度通期
 1月下旬 次年度通期
○需給見通し精度向上の取り組みについて報告を行った。
○調査事業進捗状況について報告を行った。
 ・乳製品(バター・脱脂粉乳)に関するユーザー調査分析
10月中旬開催予定の需給委員会に報告予定
 ・牛乳類に関する量販店販売実態調査分析
10月~12月に実施予定(調査対象にドラッグストアーを加える)
3)ポジティブリスト制度対応について
○ポジティブリスト委員会で協議決定した内容について報告を行った。
 ・残留調査対象物質の残留実態調査は実施しない。
 ・「酪農乳業の一体的な取り組み」における使用実態調査は来年度実施し、その後は3年間隔で実施とする。使用実態調査に基づく管理対象物質の選定方法については、調査結果から再度検討する。
 ・定期的検査は、「酪農乳業の一体的な取り組み」が的確に機能しているかを確認するための手法としては、他業界と比較しても適切な取り組みであることを再度確認する。
4)生乳検査精度認証制度について
○本年度の認証状況の確認を行った。
 ・4月1日認証:新規5施設、更新12施設→9月1日現在の認証取得施設・組織 42施設
 ・10月1日認証申請:新規3施設、更新10施設
○外部精度管理を推進するために検査料の一部を助成する「生乳検査精度管理認証取得促進支援事業」の申請状況(申請38施設)について報告を行った。
○認証に係る審査料金の改定について
 ・認証に係る審査料の改定並びに改定に伴うJミルクからの助成措置についてご意見を頂く。
○生乳検査技術者連絡会について
 ・本年度は従来通りの内容で研修会を開催するが、参加費用は自己負担とする。
5)酪農乳業の共通課題について
第1回課題検討委員会の協議事項の報告と今後の協議テーマ、委員会運営方向について報告を行った。
○酪農乳業セミナーの開催予定内容について
 ・11月20日前後 東京 「食品小売業の動向と牛乳乳製品の販売戦略について(仮題)」
 ・11月26日   岡山(演題調整中)
 ・11月27日   福岡(演題調整中)
(4)Jミルク会長から需給取引専門部会への諮問事項(生乳検査精度認証規程の改定)
生乳検査精度認証規程の改定(認証審査料金の改定)について、生乳検査精度管理委員会で協議することについての諮問を行い、了承された。意見として、審査料金について、認証施設の減少をきたさない料金設定を再検討することのご意見を頂く。
(5)その他
WDS2013セッションにおけるJミルク丸山常務の発表資料「日本における農薬等(農薬、動物用医薬品、飼料添加物)に関するポジティブリスト制度に対する酪農・乳業の共同の取り組み」についてご意見を伺った。
(以上)