ウワサ24 牛乳・乳製品が心筋梗塞を招く

🔻2019年掲載 牛乳の気になるウワサをスッキリ解決!INDEX

ウワサ24 牛乳・乳製品が心筋梗塞を招く

牛乳・乳製品が心筋梗塞を招くことを示した報告はありません。
● 牛乳を飲む人のほうが循環器系疾患の死亡リスクが低い
日本のJACCという機関の大規模コホート研究*1では、40〜79歳の日本人男女約11万人を対象とした調査で、カルシウムを乳や乳製品から多く摂っているグループは心筋梗塞や脳卒中による死亡リスクが低いことが示されました。
カルシウムには腎臓からの最大限の排泄を行う作用があります。

● カルシウム不足は動脈硬化の原因になる

心疾患(心筋梗塞)は血管の病気で、主に動脈硬化によって発症します。また、カルシウム不足も動脈硬化を進めていくのひとつです。
体に必要なカルシウムが不足すると、骨から血液中にカルシウムが溶け出します。 そうすると血液中のカルシウムが増えすぎて、残った分が血管壁に沈みます。 これが石灰化して血管を硬くし、動脈硬化を促進します。

● 牛乳のカルシウム吸収率は他の食品より高い
牛乳のカルシウム吸収率は40%と高く、小魚(33%)や野菜(19%)よりも優れています。多くの日本人はカルシウム不足だと考えられているので、牛乳は身近に簡単に摂取できるカルシウムの補給として最適な食品といえるでしょう*2

*1  2 Umesawa M et al. Dietary intake of calcium in relation to mortality from cardiovascular disease: the JACC Study. Stroke 2006; 37: 20-26.
*2  上西一弘ほか、日本栄養・食糧学会誌 Vol. 51、259-299 (1988年)

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