「ストレスなんてためない!」・・・ミルクですこやか新生活

乳の知識

新生活シーズンがやってきました。
生活の変化が起こるこの季節。

新しい生活に慣れるまでは、ちょっとしたことがストレスになってしまうことも。
でも、ストレスは誰しもが何かしら抱えて暮らしているものなのです。
だからこそ、ストレスとうまくつき合っていくことが大切。

ライフスタイルの中に、ほっとする癒しの時間を取り入れて、ストレスに負けない豊かな心と丈夫なカラダをつくっていきましょう。
やさしいおいしさの牛乳・乳製品もお手伝いしますよ。

こんなことが思い当たったら、ストレスがたまっているサインかも!?

心とカラダに影響を及ぼすストレスとは?

ストレスが私たちに与える「悪い影響」と「よい影響」

こんなことが重なってストレスを高めます!
毎日の生活で、ちょっとイライラしてしまうことはありませんか? そのイライラもストレス反応のひとつです。
そもそもストレスとは、いろいろな刺激により心やカラダに変調をきたすことで、人はいつも何かしらのストレスとともに生活しているのです。
現代社会においてストレスは、多様化、増大化し、対処するのが難しくなってきているようです。
ストレスは多すぎたり、強すぎたりすることで自律神経の緊張を高め、内分泌などの異常を招きます。その結果、心とカラダに悪い影響を及ぼし、不調を訴えるのです。
そんなストレスですが、実は私たちにとって悪い面ばかりではありません。
たとえば、疲れは休みをとるサインになったり、仕事や試験などのストレスは、目標に向かって頑張ろうとする向上心につながります。
このようにストレスは、いきいきとした生活を送るために、必要なものでもあるのです。
ただし悪い影響を避けるためには、できるだけ軽減することが大切。自分にあったストレスとのつき合い方を見つけて、すこやかに過ごしていきたいですね。

ストレスが強すぎると健康を維持できないワケ

私たちの体内には、カラダを健康に保つ仕組み「ホメオスタシス※」があります。
しかし、ストレスが強すぎると、ホメオスタシスが維持できなくなってしまいます。

ストレスと上手につき合うには?

自分に合ったストレス解消法を見つけよう

ストレスの受け取り方は、ひとりひとり違います。たとえ同じストレスを受けたとしても、深く思い悩む人と、タフに乗り切る人がいます。その違いは、物事に対してしなやかな受け取り方をしているかどうかということ。
まずは、自分がどのようなストレスに、どのように反応しているのかを整理し、理解して、自分に合った対処法を意識的・具体的に取り入れていくようにしましょう。たとえば起床から就寝までの1日の生活リズムを書き出し、自分がどこで疲れを感じているのかを再確認し、改善していく方法もあります。自分が影響を受けやすいストレスに気づいておけば予防もできるというもの。これもストレスと上手につき合うコツのひとつなのです。
また、自分にぴったりのストレス解消法を見つけるのもよいですね。そこで、ストレスを解消する9つの方法をご紹介。毎日の食生活やライフスタイルの中にリラックスできる時間を取り入れて、ストレスとさようならしましょう。

食べ物でストレスに強いカラダをつくる!

心とカラダの元気を支える「食生活」

カラダは栄養不足になると力が湧かなくなってしまいます。さらにカラダが不調だと、心にも影響が。カラダと心を元気に保つには、次の3つのポイントが重要です。
  • 1日3食しっかり食べる
  • 朝食は必ず食べる
  • 食事はゆっくり食べる 

栄養素密度の高い牛乳を活用!

牛乳は、少ないエネルギーで、必要な栄養素をバランスよく補うことができる栄養素密度の高い食品です。
さまざまな栄養素が含まれているので、サプリ感覚で毎日飲むのもよいですね。
ちょっと疲れた時の栄養補給に、牛乳を活用してみては?

ほっと癒されよう!

「ミルクハーブティー」でリラックスタイム

心とカラダにやさしい「ミルクハーブティー」
ちょっと疲れてしまった時のブレイクタイムに、心を癒す効果をもつハーブと、栄養たっぷりの牛乳を使った「ミルクハーブティー」を楽しんでみませんか? 
ハーブは古くから私たちの生活の中で用いられてきました。その種類は3000とも5000ともいわれています。
もともとハーブは、ラテン語の「herba(エルバ)」を語源とし、「草」という意味をもっています。
日本では「香草」や「薬草」などとして親しまれ、医学や美容といったさまざまな場面で役立ってきました。
また、牛乳も古くから滋養強壮や美容の効果を期待され、薬として利用されてきました。やさしい甘みは、心をときほぐしてくれます。そんなハーブとミルクはリラックスタイムに相性抜群の組み合わせなのです。
また、寝つきが悪い時には、ホットミルクもおすすめです。
ゆっくり飲むと空腹感もほどよく解消され、リラックスした気分に。おやすみ前の1杯で、1日のストレスをすっきりリセットしましょう。

ミルクにぴったりのハーブ

ぜひ牛乳と一緒に楽しみたい、おすすめのハーブをご紹介します。
ミルクに好きなハーブを合わせるだけでリラックス度アップ。
さらに、口臭防止効果のあるカルダモン、甘くまろやかな味に仕上げるシナモン、味を引きしめるクローブなどを加えるのもおすすめです。
  • 甘いリンゴのようなフルーティーな香り。腹痛や生理痛の鎮静、肌荒れの改善、カラダをあたためるなどの作用が期待できます。
  • すーっとしたさわやかな香り。消化促進、リフレッシュ、眠気や疲労を抑えるなどの作用が期待できます。
  • 甘くやわらかい、落ち着く香り。精神安定、安眠、老廃物の排出などの作用が期待できます。

おいしいミルクハーブティーの入れ方

<分量の目安>牛乳:200ml、ドライハーブ:ティースプーン1/2杯
  1. 鍋に牛乳とハーブを入れて火にかける。
  2. 弱火で加熱して、煮出して沸騰する直前に火を止める。
  3. フタをして1~2分蒸らす。
  4. 茶こしでこしながら、あたためたカップに注ぎ、ハーブを浮かべる。
※ハーブはフレッシュでもおいしくいただけます。フレッシュの場合はドライの約2~3倍の分量が目安です。
  • 参考文献:佐々木薫著「おいしいハーブティー 入れる・味わう・楽しむ」(誠文堂新光社)
■監修 筒井 末春(つつい・すえはる)さん
東邦大学名誉教授、人間総合科学大学副学長、日本心身健康科学会会長、日本心身医学会名誉会員、日本心療内科学会評議員。1958年東邦大学医学部卒業。東邦大学医学部第2内科教授就任後、同大学医学部に心療内科を設立。現在、多くの学会で要職をつとめる。専門は心身医療。著書に「心身症入門—心療内科最前線」(女子栄養大学出版部)、「うつ病—こころの病を治す」(法研)、「専門医がやさしく教える心のストレス病 心も体もラクになるための処方箋」(PHP研究所)などがある。
j-milk magazine ほわいと 2009春号より