【Thinking Milk】牛乳を飲むと太る?

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牛乳を飲むと太る?

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牛乳は「カロリーが高い」「脂肪が多い」というイメージがありませんか?
牛乳を飲むと太ると、誤解をしている人が多いようです。

200mlの牛乳を飲むと

牛乳200mlのエネルギー138kcalは、20歳代女性の1日に必要な1,950kcalの7%にすぎません。

少ないエネルギーにもかかわらず、良質なたんぱく質、ビタミンAやB2、日本人に不足しやすいカルシウムを豊富に含んでいます。
中でもカルシウムは227mg含まれ、1日の推奨量650mgの35%を摂ることができます。

牛乳の脂肪分は、酪酸などの短鎖脂肪酸が含まれ、エネルギーとして代謝されるのでカラダに蓄積しにくい脂肪といわれています。 

牛乳摂取量が多いほど低い体脂肪率

中学・高校生の男女延べ6,000人の調査によると、女子では牛乳を1日400ml以上飲むグループの平均体脂肪率は23.6%で、100ml未満のグループに比べ2%低いという結果が出ています。
3年間のフィールドワークが明かす中学・高校生の「食」と「健康」(メディアミルクセミナー ニュースレター)

また、アメリカの研究でも同じような調査結果があります。

詳しいメカニズムはわかっていませんが、牛乳中のカルシウムが脂肪の燃焼を促進するのではないかと考えられています。 

このように、少ないエネルギーで豊富な栄養が摂れる牛乳は、むしろダイエットの強い味方なのです。


ほわいと(2006冬)より
※食事摂取基準の値を2015年版に更新しています。

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