有機畜産物、国内認証あれば輸出入先での表示可能に(2020/07/31)
日本がカナダ、スイス、オーストラリア、米国と合意

有機畜産物、国内認証あれば輸出入先での表示可能に

日本がカナダ、スイス、オーストラリア、米国と合意

2020年7月16日から、カナダ、スイス、米国に対して、日本の有機JAS認証を受けた有機畜産物などを、相手国側の認証を受けていなくても「organic」などと表示して輸出できるようになった。同時に、これら3カ国とオーストラリアからも、各国での認証を受けた有機畜産物などを、有機JAS認証を受けていなくても「有機」などと表示して日本に輸入することが可能になった。有機食品は、世界の市場規模が10年間で2倍以上と大きく拡大しており、新型コロナウイルス感染拡大以降も強い引き合いが見られる。今後も、コロナ禍を受けた健康意識の高まりや、「持続可能性」「エシカル(倫理的)」などのキーワードを重視する消費者トレンドの動向次第では、欧米に偏る需要が他地域にも広がる可能性がある。

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