ニュージーランド、酪農乳業の持続可能性への取り組み(2021/1/20)
挑戦のため酪農家は立ち上がる

ニュージーランド、酪農乳業の持続可能性への取り組み

挑戦のため酪農家は立ち上がる

二酸化炭素などのGHG(温室効果ガス)排出量削減の取り組みは、2030年を目標に進められている国連SDGsにも関連しており、世界中で様々な取り組みが行われている。「食」の分野においても環境負荷の少ない食品への関心が高まっており、酪農に対する社会的な圧力は大きい。世界でも有数の 酪農生産国であるニュージーランドでは、同国におけるGHG排出量の約4分の1が酪農に起因していることから、酪農生産者団体であるデーリーNZ(dairy NZ)が、酪農産業におけるGHG排出量削減目標を設定し、世界で最も炭素効率の高い酪農の地位を維持するために多くの役割を果たしている。デーリーNZのTim Mackle(ティム・マックル)CEOは昨年10月12日、新たなキャンペーン、“Rise and Shine(立ち上がり、輝く)”を開始するにあたり、酪農乳業の物語(ストーリー)を国民と共有することが大切だと語った。ニュージーランドの重要産業である酪農を持続的に発展させていくためには、全国民の理解と協力を求める必要があるからだ。以下では、デーリーNZを中心に行われている様々な取り組みを紹介する。

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