環境影響評価の手引書最新版を2022年に出版予定(2022/6/8)
国際酪農連盟の公式ウェブサイトで予告

環境影響評価の手引書最新版を2022年に出版予定

国際酪農連盟の公式ウェブサイトで予告

国際酪農連盟(IDF)は、酪農乳業のライフサイクルアセスメント(LCA)の手引書の最新版を2022年内に発行することについて、公式ウェブサイトで予告した。LCAとは、原料の調達から、生産、流通、消費、廃棄、リサイクルに至るまでの、製品やサービスのライフサイクルの全体あるいは特定の段階の環境負荷を定量的に算定する環境影響評価の手法のことである。これまでにIDFは、手引書の初版を2010年に、改訂版を2015年に発行した。今回の2022年の手引書は第3版となる。世界的にも製品やサービスの環境負荷への関心が高まる中、IDFでは、より最新の科学的知見を持ち込んだこの手引書を酪農乳業がバリューチェーン全体で温室効果ガス(GHG)の排出量を削減していくために役立てたいとしている。本稿ではIDFが予告として案内している手引書の目的や意義について取り上げる。

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