米国の2023年農業法と酪農乳業(2023/2/1)
農業団体が次期農業法への提言を発表

米国の2023年農業法と酪農乳業

農業団体が次期農業法への提言を発表

米国の酪農専門誌デーリー・ハード・マネジメント(Dairy Heard Management)誌のWebサイトでは、米国の2022年の乳価が史上最高値を記録するという業界関係者の予測を伝えるとともに、酪農マージン補償(Dairy Margin Coverage、DMC)プログラムの支払いが2022年8月と9月に発動したのに続き、2023年も発動する可能性を伝えた。DMCは、米国農業法の農産物プログラム(農業所得支持)の一つである。米国農業法は5年間の食料・農業政策を包括的に定めた法律であり、多くの農産物プログラム、(環境)保全プログラムおよび栄養プログラムを承認している。今回の農業法の改正に向けて議会で法案の審議が進められており、利害関係者から法案に提言が行われている。米国最大の農業団体である米国ファームビューロー連盟(American Farm Bureau Federation、AFBF)はWebサイトの連載で、農業法の歴史に加えて最近のプログラムの利用状況を詳しく解説しており、2023年農業法への提言も発表している。本稿では、主にAFBFがWebサイトで伝えた農業法と酪農乳業に関する内容を紹介する。

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