日常の体力作りと最適な牛乳摂取の関係

メディアミルクセミナー

2019年10月9日開催

2025年には65歳以上の高齢者の約5人に1人が認知症になるという推計があります。また60歳以上の男女の8割が排尿障害を患うとも言われており、それら高齢者に多くみられる症状は、生活習慣病に起因しているといっても過言ではありません。生活習慣病を予防し、健康寿命の延伸やクオリティーオブライフ向上のために、適切な体力作りを行うことが必要不可欠です。

今回のメディアミルクセミナーでは、生活習慣病予防につながる、1日たった15分で実践可能な体力づくりの方法や、運動後の適切な牛乳摂取タイミングを、最新の研究と共に紹介します。また、最適な体力作りのデモンストレーションも披露しました。
(2019年10月9日開催)

講演者 プロフィール

増木 静江 先生
信州大学大学院 医学系研究科 スポーツ医科学講座/バイオメディカル研究所 教授(医学博士)

奈良女子大学生活環境学部卒業、信州大学大学院工学系研究科博士前期課程修了、信州大学大学院医学研究科修了。
米国Mayo Clinic 麻酔科博士研究員、信州大学大学院医学系研究科助教、同研究科准教授を経て、2018年より現職。主な研究分野は「生活習慣病・介護予防のための運動処方」、「トレーニング効果を亢進(こうしん)させるための栄養補助食品」、「遺伝子多型と運動習慣の定着率と効果の個体差」、「バゾプレッシンV1a受容体と運動開始時の中枢性昇圧応答」など。

メディアミルクセミナーとは

メディアミルクセミナーは、主に、医学・栄養学・食品科学の専門家による栄養と健康をテーマにしたメディア向け勉強会で、年に3回程度開催されています。
セミナーでは、毎回、牛乳乳製品の持つ栄養健康機能についての最新の研究成果や知見も報告されています。
毎回のセミナーの内容は、下記のニュースレターとして取りまとめられています。
牛乳乳製品の栄養健康に関する最新の情報がご覧いただけますので、どうぞご活用ください。

第50回 日常の体力作りと最適な牛乳摂取の関係

このセミナーの内容をまとめたニュースレターです。
  • 中高年8,700名の蓄積データ インターバル速歩の効果を証明
  • 速歩と普通歩行の繰り返しは、「1日1万歩」より効果大
  • インターバル速歩を5カ月間継続 生活習慣病指標を改善
  • ぐっすり眠れる睡眠効果 認知機能も大きく上昇
  • インターバル速歩を10年継続すると加齢による体力の低下を予防
  • 半年間で医療費23,000円を削減 体力向上、生活習慣病改善の鍵は、速歩時間
  • インターバル速歩を熱心に取り組む人ほど 炎症促進遺伝子を抑制
  • インターバル速歩直後の乳製品摂取 体力を向上し生活習慣病を予防