第41回 日本人の栄養と牛乳・乳製品

メディアミルクセミナー

2016年1月21日開催

日本人の新たな栄養問題として、「過剰栄養」と「低栄養」が混在した「栄養障害の二重負荷(Double burden of malnutrition:DBM)」がクローズアップされています。
一方、これまで牛乳乳製品は食事の欧米化の象徴的食品として、生活習慣病予防のために避けるような傾向もありましたが、これは科学的根拠が薄いことが明らかになってきました。
むしろ最近は「フレイル(低栄養状態が深刻になり全身の体調や体力を含めた脆弱状態のこと)」予防として、良質なたんぱく質を含む牛乳・乳製品の摂取が注目されています。
(2016年1月21日開催)
講師:中村丁次(なかむらていじ)先生
主な略歴:1972年徳島大学医学部栄養学科卒業、1975年聖マリアンナ医科大学病院栄養部勤務、1985年医学博士取得(東京大学医学部)、1987年聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院栄養部部長を経て2003年神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科教授・学科長、2011年神奈川県立保健福祉大学学長
主な研究テーマ:臨床栄養学、栄養政策、栄養教育 肥満・糖尿病の予防や治療のための食事療法、臨床栄養管理の研究、機能性食材の普及、啓発、指導にかかわる。
主な活動:日本栄養士会名誉会長、日本栄養学教育学会理事長、日本臨床栄養学会副理事長、日本食育学会理事など多数

メディアミルクセミナーとは

メディアミルクセミナーは、主に、医学・栄養学・食品科学の専門家による栄養と健康をテーマにしたメディア向け勉強会で、年に3回程度開催されています。
セミナーでは、毎回、牛乳乳製品の持つ栄養健康機能についての最新の研究成果や知見も報告されています。
毎回のセミナーの内容は、下記のニュースレターとして取りまとめられています。
牛乳乳製品の栄養健康に関する最新の情報がご覧いただけますので、どうぞご活用ください。
このセミナーの内容をまとめたニュースレターです。
■人類にとって栄養学は必要か
■新たな栄養問題「栄養障害の二重負荷」
■生活習慣病の予防と牛乳・乳製品
■フレイル予防と牛乳・乳製品

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