牛乳乳製品に含まれるカルシウムは大腸がんのリスクを軽減する(Vol.54 2025.7)

ACADEMIC RESEARCH Update -ミルクに関する国内外の最新研究-

ミルクに関する国内外の最新研究をリポートします

牛乳乳製品に含まれるカルシウムは大腸がんのリスクを軽減する

大腸がんは世界で3番目に多いがんであり、アルコールや加工肉の発がん性が指摘されていますが、食品と大腸がんの関連は十分に解明されていません。こうした中、英国で50万名以上の女性を対象に大腸がんと97種類の食品・栄養素との関連を検討した前向き研究が行われ、Nature Communications 誌に掲載されました。この研究では、「アルコールは大腸がんのリスクを高める一方で、牛乳乳製品は大腸がんのリスクを低下させ、この予防効果は主にカルシウムによるものと考えられた」としています。

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