乳製品の摂取は小児・青少年の「酸蝕歯」リスクを軽減する(Vol.56 2025.9)

ACADEMIC RESEARCH Update -ミルクに関する国内外の最新研究-

ミルクに関する国内外の最新研究をリポートします

乳製品の摂取は小児・青少年の「酸蝕歯」リスクを軽減する

飲食物などで口内が酸性化することで歯が溶ける「酸蝕歯」は、近年、小児・青少年で増加しており、世界的な口腔衛生問題となっています。酸蝕歯は進行性で元に戻らないため、早期の対策が重要です。こうした中、チリの10~18 歳の小児・青少年を対象に、酸蝕歯の有病率と食習慣などその関連因子を検討した横断研究がEuropean Archives of Paediatric Dentistry 誌に掲載されました。この研究では、「小児・青少年の1/3 以上に酸蝕歯が認められ、男女ともに乳製品の摂取による予防効果が示された」としています。

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