米国の食品サプライチェーンと消費者の課題(2021/9/8)
新型コロナ禍2年目の米国の牛乳乳製品市場の現状

米国の食品サプライチェーンと消費者の課題

新型コロナ禍2年目の米国の牛乳乳製品市場の現状

新型コロナの感染拡大は、社会や人々の生活に大きな影響を与えてきた。酪農乳業界も例外ではなく、パンデミック前の外食需要が家庭向けの小売需要にシフトしたことへの対応など、様々な努力を行ってきた。家庭で調理をする人々の機会が増えたことから、牛乳乳製品消費量は以前よりも増加している。米国の大手コンサルティング会社、マッキンゼーが本年5月にリリースした ”What’s ahead for the dairy industry”(酪農乳業界の今後)および ”How the COVID-19 pandemic has changed dairy preferences among US consumers”(COVID-19 のパンデミックが米国消費者の乳製品の嗜好をどのように変えたか)の2つのレポートから、新型コロナ禍 2年目の米国酪農乳業の状況を紹介する。

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