第28回 油脂のおいしさの科学

メディアミルクセミナー

2012年2月7日開催

乳脂肪を含め、油脂のおいしさは誰もが経験的に知っています。しかし、京都大学 農学研究科 食品生物科学専攻 食品健康科学講座 栄養化学分野教授の伏木亨先生によると、油脂をなぜおいしいと感じるのか、その全容はまだわかっていないとのことです。伏木先生が自身の研究を中心に油脂のおいしさの秘密を語ってくださいました。
(2012年2月7日開催)


講師:伏木 亨(ふしき・とおる)先生
京都大学大学院 農学研究科食品生物科学専攻栄養化学 教授。農学博士。1980年、京都大学大学院農学研究科博士課程修了。米イーストカロライナ大学医学部への留学、京都大学農学研究科助教授などを経て、1994年より現職。食品・栄養化学、自律神経と食品・香辛料、運動と栄養の研究に取り組む。公益社団法人日本栄養・食糧学会評議員、日本味と匂学会運営委員、日本香辛料学会会長を務める。著書は「おいしさを科学する」(筑摩書房)、「コクと旨味の秘密」(新潮社)ほか多数。

メディアミルクセミナーとは

メディアミルクセミナーは、主に、医学・栄養学・食品科学の専門家による栄養と健康をテーマにしたメディア向け勉強会で、年に3回程度開催されています。
セミナーでは、毎回、牛乳乳製品の持つ栄養健康機能についての最新の研究成果や知見も報告されています。
毎回のセミナーの内容は、下記のニュースレターとして取りまとめられています。
牛乳乳製品の栄養健康に関する最新の情報がご覧いただけますので、どうぞご活用ください。


このセミナーの内容をまとめたニュースレターです

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