国際的な研究グループが大規模調査で
牛乳乳製品摂取によるメタボリスク低下を報告(Vol.01 2020.9)

ACADEMIC RESEARCH Up date -ミルクに関する国内外の最新研究-

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国際的な研究グループが大規模調査で牛乳乳製品摂取によるメタボリスク低下を報告

今年5月、世界的な医学誌「ブリティッシュメディカルジャーナル(BMJ)」に「大規模調査で分かった牛乳乳製品の摂取が糖尿病・高血圧・メタボリックシンドロームのリスクを低下」という論文が掲載され、国内の医学系メディアでも紹介されました。これまで、メタボリックシンドロームの主な原因である肥満に対して、牛乳乳製品の摂取は含まれる脂肪量が多いことからネガティブに捉えられ、多くの国の食事ガイドラインでも、低脂肪の乳製品の摂取を推奨しています。しかし、この論文では、世界21か国、約15万人、約9年間の追跡調査によって、牛乳乳製品の摂取がメタボリックシンドロームのリスクを低下させ、しかも、その効果は低脂肪乳の摂取よりも全脂肪乳の摂取の方が高いことを報告しています。

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