牛がいないと、世界はどうなるか(2021/2/17)
栄養、環境、文化・経済面の影響考察、GDPの2氏が論文投稿

牛がいないと、世界はどうなるか

栄養、環境、文化・経済面の影響考察、GDPの2氏が論文投稿

牛が温室効果ガスの主要な排出源だとして酪農や畜産が批判されることも多い中、「牛なき世界」と題 した論文が学術誌『Nutrition Today』に掲載された。この論文を投稿したのは、グローバル・デーリー・プラットフォーム(GDP)のミッチ・カンター博士とドナルド・ムーア専務。もし牛がこの世界からいなくな ったら、人類はどのような問題に遭遇するのかについて、栄養、環境、文化・経済の各面で考えられる論点を挙げている。結論として、牛なき世界では温室効果ガス排出削減というプラス面が見込まれるとはいえ、増加する世界人口を養うのが困難になるといったマイナス面の方が相対的に大きいとの見立てを示す。しかも、牛の温室効果ガス排出についても、見過ごされたり誤解されたりしている点があるという。

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