牛乳の摂取量を増やすと脳卒中予防や医療費削減につながる可能性(Vol.66 2026.11)

ミルクに関する国内外の最新研究をリポートします

ACADEMIC RESEARCH Update

牛乳の摂取量を増やすと脳卒中予防や医療費削減につながる可能性

脳卒中は日本人の死因第4 位であり、公衆衛生上の重大な課題となっています。牛乳摂取には脳卒中のリスク低下との関連が報告されていますが、日本では成人における牛乳・乳製品の平均摂取量が国の提唱する推奨量に達していません。こうした中、30 ~ 79 歳の日本人を想定し、牛乳の摂取量を増やして乳製品の推奨摂取量を満たした場合に健康状態と医療経済に及ぼす影響をシミュレーションした研究がNutrients 誌に掲載されました。この研究では、「牛乳の摂取を通じて乳製品の推奨摂取量を満たすことは脳卒中の予防につながり、医療制度への経済的負担を軽減する可能性が示唆された」としています。

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