新型コロナウイルス関連情報

「家庭用バターの供給について、消費者の皆さまへ」を掲載しました(2020年6月2日)

家庭用バターの供給について、消費者の皆さまへ

2020年6月2日

外出自粛などにより、ご家庭内でお菓子やお料理をする機会が増え、家庭用に購入されるバターの量が大幅に増えていることから、一部の小売店舗で品薄となっております。

現在、家庭用バターを作る乳業工場では、製造設備のフル稼働により最大限増産しております。
皆さまにおかれましては、安心して落ち着いた購買行動をお願い申し上げます。

一般社団法人日本乳業協会
一般社団法人Jミルク

新型コロナウイルスの影響による牛乳・乳製品の供給に関するQ&A

2020年5月26日 更新

Q:
 スーパーで、バターが欠品になっていました。報道によると、牛乳・乳製品の業務用需要が大きく減って、生乳が余っているそうです。その余った生乳でバターを作ればいいと思いますが、欠品になっているのはどうしてですか?

A:
 新型コロナウイルスの感染防止のため、外出自粛や、在宅勤務の方が増えている中、家庭内で食事をしたりパンやお菓子を作ったりする機会がずいぶん増えているようです。こうしたこともあって、食品スーパーなどで、家庭用に購入されるバターの量が増えています。
 通常、5月ごろの家庭用バターの消費量は月間1,400トン程度で、クリスマスのある12月が最も多く、2,000トン程度と推定されます。ところが、現在の家庭用バターの消費量は、いつものこの時期の1.5倍程度の月間2,200トンくらいになっていると推定されます。乳業メーカーは、最大の消費月に合わせて家庭用バターの製造ラインを準備していますので、フル操業しても生産が需要の伸びに追い付いていないと思われます。
 家庭でパンやホットケーキ、お菓子を作る機会が増え、家庭用の小麦粉やホットケーキミックスなどが品薄になっているというニュースがありますが、バターの品薄もそれと深く関連していると思われます。
 乳業メーカーでは、引き続き家庭用バターを最大限増産するとともに、店頭やネット販売で業務用のポンドバター(450gタイプ)などの販売量を増やしていることから、今後、バターの供給は増える見通しで、品薄状況は徐々に改善に向かうと思われます。

Q:
 牛乳が欠品になることもあるのですか?

A:
 牛乳の原料となる生乳は毎日、全国の酪農家が生産し、乳業工場に運ばれて製造が続いていますので、供給が途絶えることはありません。ただし、お店に行かれる時間帯によっては、一時的に品薄になることはあるかもしれません。

Q:
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、牛乳・乳製品の需要は減っていますか?

A:
 外出自粛により、牛乳やヨーグルトなどの家庭内での消費が増加している一方で、全国的な学校の臨時休校で学校給食が休止となったことや、今般の緊急事態宣言に伴って飲食店などが休業したり営業時間を短縮したりしたこと、インバウンド需要の減少などから、学校給食で飲まれる牛乳やホテル・レストラン・飲食店などでご利用いただいている業務用の牛乳・乳製品の需要が大きく減少し、全体でみると、生乳の需要は生産を大きく下回っています。
 乳牛は生き物ですから、無理して生乳をしぼることを止めると病気にかかってしまいますので、毎日、酪農家によって搾乳が続けられています。また、工業製品とは違い、生乳は生もので長期保存できないことから、乳業工場に毎日出荷され、毎日、牛乳・乳製品が製造され続けています。外出自粛が長引き、何かと不安も絶えない中ですが、生活の中で健康管理にご活用いただくなど、一人でも多くの方が、牛乳・乳製品の消費を通じて日本の酪農乳業を応援していただければ幸いです。

新型コロナウイルスの影響に関する食生活動向緊急調査

2020年5月25日

  一般社団法人Jミルクは、新型コロナウイルス感染拡大の食生活への影響について、消費者を対象に「新型コロナウイルス( COVID 19 )の影響に関する食生活動向緊急調査」を 2020 年 4月 17 日(金)~ 19 日(日)に実施しました。
  調査は、学校の臨時休校や政府による緊急事態宣言などを受けた、いわゆる巣ごもり生活 が長引く中 、食生活がどのように変化しているのかの傾向を把握しようと実施しました。
  以下、調査結果の【要約版】【データ版】をお知らせします。
 こちらからダウンロードしてご覧ください。
  • 【要約版】
  • 【データ版】
なお、2020年5月1日に公表した「調査結果の速報(概要)」はこちらです。
  • 食生活動向緊急調査(速報・概要)

学校給食の提供がない子どもの食・栄養の問題と対応 - カルシウム、ビタミンB1、鉄分の不足に注意 -

2020年5月21日
 
新型コロナウイルス感染予防対策としてほとんど の学校が休校となり、学校給食の提供がなくなったため 、 子どもたちの食と栄養の問題は深刻です 。
帝京平成大学健康メディカル学部教授 児玉浩子先生から、家庭で不足しがちな栄養素、カルシウムなどの摂取不足で気になる子どもの健康、家庭における子どもの食生活で気を付けたいこと、について詳しく教えていただきました。
詳細は下記リンク先からご覧いただけます。

新型コロナ、“マスク熱中症”にご用心!

2020年5月13日
 
 新型コロナウイルスの“出口戦略”が議論されるようになってきました。感染拡大防止のためには、日々の暮らしの中でたがが緩むことのないよう、今一度、心掛けを新たにすることが大切です。その上で、これまでお話ししてきた「免疫力」「貯筋」「貯骨」「コロナ太り」「コロナうつ」などに加え、特にこれからの季節に注意したいのが「熱中症」です。

 5月に入り、30度以上の「真夏日」が観測される地域も見られるようになりました。しかし、感染予防のためにマスクを着用した状態では放熱が十分にされず、体温が高くなりやすいため、今年は例年以上に熱中症に気をつける必要があります。

「隠れ脱水症状」防ぐ小まめな水分補給

 熱中症は、7、8月など真夏だけのものと思っていませんか? しかし、在宅での“巣ごもり”生活が続く中では、外気に触れることも少なくなり、体温調節機能も鈍ってきています。急な気温上昇で室内も暑くなり、気がつかないうちに汗をかいて水分が失われてしまうこともあるでしょう。

 また、マスクは、屋内外の活動で着用していると、どうしても空気が吸い込みにくくなり、酸素が脳へ十分に行き渡らないことでぼーっとして、体調の異変に気づくのが遅れることもあるようです。「隠れ脱水症状」と呼ばれる症状です。暑いと思ったらちゅうちょせず、エアコンや扇風機で室内の温度を下げましょう。「まだ早い!」は禁物です。「のどが渇いた」と思ったときには、すでに水分不足の状態です。汗をかくようなら、小まめに水分を補給しましょう。

まだ間に合う!熱中症になりにくい体質づくり

 暑さ本番に備えて、「熱中症になりにくい体質」をつくることも大切です。その体質づくりに牛乳が役立つことが、信州大学医学部の能勢博先生らのグループの研究で明らかになっています。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を1日15~30分間実施しましょう。この運動の直後に、たんぱく質を多く含む牛乳を摂取すると、血液量が増加して熱中症リスクを効果的に下げることができます。この「運動+牛乳」の組み合わせは、熱中症にかかりやすい子どもと高齢者にも有効です。

 この情報はJミルクの次のページで紹介しています。
「牛乳は「熱中症」を防いでくれる強い味方です!」
https://www.j-milk.jp/knowledge/healthcare/berohe000000dj4r.html

 また、次のファクトブックでもより詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
「ファクトブック 牛乳で熱中症対策」
https://www.j-milk.jp/report/study/berohe000000moqi.html

 気象庁の4月24日発表の3カ月予報によると、5~7月の気温は、暖かい空気に覆われやすいことから、全国的に平年並みか高い見通しです。気温の変化が著しい今の季節も、めまい、頭痛、吐き気、筋肉のけいれんなどの体調変化を感じたら、熱中症を疑って適切に対処しましょう。また、必ずやってくる猛暑に備えて、今から、「運動+牛乳」で熱中症に強い体質づくりに挑戦してみませんか。
  • 新型コロナと熱中症の両方に備えましょう(イラストはイメージです)

外出自粛による肥満にご注意!

2020年5月8日
 外出自粛や在宅勤務、学校の休校などで、通学・通勤時に歩いて体を動かすような機会や活動時間が減っていると思います。長期間、自宅での“巣ごもり”生活が続くと、運動不足やストレスが蓄積することで、いわゆる“コロナ太り”や“コロナうつ”になることが心配されます。

 “コロナうつ”については、日本うつ病学会より、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的大流行下における、こころの健康維持のコツ」として、国際学会から共同で発表された提言が翻訳されて公開されています。とても大切なことで参考になりますので、ぜひご覧ください(https://www.secretariat.ne.jp/jsmd/2020-04-07-2-covid-19.pdf)。

 さて、今回は“コロナ太り”、つまり巣ごもりが長引くことで心配される肥満について考えてみます。外出自粛で運動不足、ストレスで過食気味になり、さらに栄養バランスも乱れがちです。Jミルクが4月中旬に15~69歳の消費者500人を対象に行った「新型コロナウイルス(COVID-19)の影響による食生活動向緊急調査」では、飲食機会が増えたものの1位に「麺類」が挙がりました。また、出来れば取り組みたいことでは「適度な運動をする」が特徴的に高い傾向となりました。

 摂取カロリーが増え消費カロリーが減ると、余ったエネルギーは脂肪として蓄積されます。こうして蓄積された脂肪、特に内臓にたまる「内臓脂肪」はメタボリックシンドロームの主な原因とされています。

 それでは、こうした肥満を予防するにはどうしたらよいのでしょう。答えは簡単です。食事からとるエネルギー(カロリー)を減らして、運動などによって消費エネルギーを増やせばよいのです。しかし、今の状況や、長年染みついた生活習慣を変えることはなかなか難しいことです。

腸内細菌が肥満にも影響

 肥満の原因は、「腸内細菌」が大きく関わっていることも最近の研究で次々と明らかになってきました。

 2006年に米国のワシントン大学のJ.ゴードン博士らは、肥満の人とそうでない人の腸内細菌を比べたところ、特定の細菌種に違いが見られることを報告しました。彼らは、さらに肥満マウスの腸内細菌を正常マウスに移植したところ、その正常マウスは体脂肪が増えて肥満マウスとなり、まさに、腸内細菌によって、肥満が“感染”することを発見しました。これをきっかけに、肥満だけでなくさまざまな疾病と腸内細菌の研究が急速に進展し、腸内細菌の種類の偏り、すなわち腸内細菌の多様性の低下が身体の代謝異常につながっていること、肥満については、「短鎖脂肪酸」といわれる物質を作り出す腸内細菌が多いと肥満が抑えられることが明らかになりました(S Miquel, et al. Current opinion in microbiology, 2013., Andoh A, et al. J Clin Biochem Ntr., 2016.)。

 肥満を予防するには、短鎖脂肪酸を作る腸内細菌を増やす必要がありますが、たとえ肥満になりやすい腸内細菌パターンであっても、食生活などの生活環境を変えることで、ある程度、腸内細菌の種類を変えられることが分かってきました。また、食物繊維の多い食事をとることで、腸内細菌が短鎖脂肪酸を作りやすくなります。食物繊維は、糖や脂肪の吸収を緩やかにしますので、血糖値の急激な上昇を抑えたり、余分な脂肪の吸収も抑えたりします。

 外出自粛で外食があまりできない今、食物繊維が豊富に含まれている食材を使った料理にチャレンジしてみてはいかがでしょう。食物繊維は、根菜類、豆類、きのこ類、海藻類などに豊富に含まれています。時間がある今、新たなことに挑戦して、自らの食生活を見つめ直すいい機会ではないでしょうか。残念ながら、牛乳には食物繊維は含まれていませんが、逆に食物繊維の豊富な食材と相性がいい食材といえます。また、牛乳に含まれる乳糖は善玉菌の「えさ」になりますので、腸内環境の改善にも役立ちます。牛乳と食物繊維の豊富な食材を合わせて、新しいレシピを作ってみましょう。
  • 野菜と牛乳は、組み合わせ次第でさまざまなバリエーションが生まれます。
    写真は、サラダ代わりにスッと飲みやすい「アスパラきな粉ミルク」(Jミルク「ミルクレシピ」から)
    https://www.j-milk.jp/recipes/recipe/8d863s000007xfm4.html

続・免疫力を高める 3

2020年5月6日

「貯筋」と「貯骨」を支えるビタミンD

 たんぱく質とカルシウムの大切さ、これらを蓄える「貯筋」と「貯骨」に続き、「貯筋」と「貯骨」に重要な役割を担っているビタミンDについてお伝えしたいと思います。

 「貯骨」については、ビタミンDが小腸の細胞に働き掛け、カルシウムの吸収を高めるカルシウム結合タンパク質(CaBP)の発現を促進します。

 「貯筋」については、血中のビタミンD濃度が低い人ほど筋肉量や筋力が低いことが、最近の研究で明らかになっています(Visser et al. J Clin Endo Metab 88:5766, 2003)。

 また、このビタミンDの摂取状況を調べる調査研究では、なんと日本人の81%がビタミンD不足(血中ビタミンD濃度が30ng/ml以下)であることが明らかになりました(日本人のコホート研究 ROAD study 2013)。

 それでは、ビタミンDはどのようにしてとればよいのでしょう。ビタミンDは、食事から栄養としてとる以外に、日光(紫外線)を皮膚に浴びることで体内でも作られます。近年、紫外線による日焼けを避けるため、日焼け止めを塗ったり、肌を隠したりする人が、特に若い女性に多く見られます。こうしたことがビタミンD不足の大きな原因になっている可能性があります。くれぐれも、カルシウムが特に必要な育ち盛りの赤ちゃんや子どもたちには、必要以上の日焼け止めを塗ることは避けてください。

 また、食べ物では、鮭、卵や、シイタケなどきのこ類に多く含まれています。牛乳にも含まれていますが、十分とはいえませんので、他の食材からも補うようにしてください。欧米の多くの国々では、通常の牛乳にもビタミンDが添加されているものが多く見られます。それほど、ビタミンDの摂取不足を深刻に受け止めています。

 牛乳は、たんぱく質とカルシウムが豊富に含まれていますので、「貯筋」や「貯骨」を実践するためには、ビタミンDととても相性が良い食品といえるでしょう。外出自粛により、屋外で日光を浴びる機会が減っていますので、「三密」に気を付けながら、天気の良い日は少しでも外に出て日光を浴び、ビタミンD不足に備えましょう。もちろん、帰ったら、1杯の牛乳も忘れずに!

 詳しく知りたい方は、下記から「ビタミンDの『新しい役割』」をご覧ください。
https://www.j-milk.jp/report/media/f13cn00000000v4s-att/berohe000000k1yr.pdf
 また、Jミルクウェブサイト「ミルクレシピ」では、ビタミンDを多く含む鮭や卵、きのこ類などを使った多彩なレシピを紹介しています。
https://www.j-milk.jp/recipes/index.html

  • 牛乳・乳製品とともに「貯筋」や「貯骨」を助けてくれるビタミンDは、鮭や卵、きのこ類などに多く含まれています(写真はミルクレシピの一つ「サーモンのミルクリゾット」レシピはこちら→サーモンのミルクリゾット

続・免疫力を高める 2

2020年5月5日

改めて、カルシウムの大切さ

 今回は、カルシウムについてお伝えします。
 カルシウムは骨を作るために必要な栄養と思われがちですが、実は、カルシウムは私たちの身体を構成している、60兆個にも及ぶ細胞の「情報伝達機構」で中心的な役割を演じており、生命の根源に関わる現象に深く関与しています。

  だからこそ、人間は、大切なカルシウムをいつでも使えるように、骨の中に貯蔵するシステムを進化させてきました。血液中のカルシウム量は厳密に調整されています。食事からとるカルシウムで足りていれば、骨からカルシウムを動員する必要はないので骨は保持されます。骨は常に、壊しては作り、作っては壊し…を繰り返しています。しかし、年をとると壊す方が上回ってしまうので、骨がスカスカになる、いわゆる「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」になってしまいます。

  そうならないためには、骨にカルシウムをためこむ「貯骨」が必要ですが、筋肉の「貯筋」と違って、「貯骨」の機能が年をとると衰えてしまいますので、いかに「貯骨」を取り崩さないような生活をするかが重要です。それには、日々消費される分を補う十分な量のカルシウムをとることが必要でなってきます。
 
カルシウムをとる上で、牛乳・乳製品の利用は、手軽で効率的な補給につながります。一食分に含まれるカルシウム量が他の食材に比べて多く、たんぱく質の働きも加わることで、カルシウムの吸収率も高いことが分かっています。
 
 また、カルシウムは、免疫機能にも深く関わっており、イライラを鎮める鎮静作用があるとの研究もあります。
外出自粛でストレスがたまりがちになる中、十分なカルシウムをとって、この難局をみんなで乗り切りましょう。
詳しく知りたい方は、Jミルクのファクトブック「カルシウムのすべて」をご覧ください。

カルシウムのすべて https://www.j-milk.jp/report/study/hn0mvm00000092vs.html
  • カルシウムは、私たちの生命の根源に関わる現象に深く関与しています(写真はイメージです)

#私のミルク餅「まるごとジャムのミルク餅」

=小山浩子さんオススメの10種類から

2020年4月28日

「#私のミルク餅」リレー企画の最初のバトンは、料理家・管理栄養士で、Jミルクも普及に力を入れている「乳和食」開発者の小山浩子さん。企画の最初に、10種類の「私のミルク餅」を紹介してくれました。

今回はその中から「まるごとジャムのミルク餅」を紹介します。使用する材料は、牛乳と片栗粉、砂糖、いちごジャム。

調理のポイントは、きちんと計量し、片栗粉を事前にしっかり牛乳で溶いておくこと。鍋で火加減に注意しながら、しっかり練り上げることに尽きるようです。

いちご以外のジャムでも試して、お好みの味を見つけてみてはいかがでしょうか。

レシピはこちら。
「 #私のミルク餅 」リレー #001 まるごとジャムのミルク餅

小山さんコメント

「ミルク餅は、私にとってミルクレシピ界の絶対王者のような存在。長年、配合を変えたりして作り続けていますが、なんとも奥が深い。基本材料は牛乳と片栗粉だけですが、美味しさは加熱の仕方次第。これまでの悩みは、ミルク餅を冷蔵庫に保存しておくと翌日、硬くなること。牛乳量を多くすれば解消すると思いますが、残っていたジャムも消費したくて入れてみたら、ペクチン効果で翌日もしっとり美味しいミルク餅になりました。ジャムの種類を変えると味に変化も出て、今一番お気に入りのレシピです」
 
#私のミルク餅
#ミルク餅
#stayhome
#うちで過ごそう
#牛乳消費

続・免疫力を高める 1

2020年4月27日

免疫力を高める生活習慣とは?

 新型コロナウイルスの感染拡大が続き、自宅での“巣ごもり”生活を余儀なくされ、そろそろストレスがたまってきたという方も多いと思います。
これまで、新型コロナウイルスに備えて、感染予防あるいは重症化を防ぐために、免疫力を高めておくことが重要であることをお伝えしてきました。
特に、「体内時計」のリズムを崩さないように規則正しい生活リズムを保持すること、「低栄養」に陥らないように栄養バランスの良い食事を心掛けること、中でも、免疫システムに影響を及ぼす「腸内環境」を良好に保つ食事、発酵食品、ヨーグルト、食物繊維などを取り入れること、また、免疫力に大きく影響する精神的ストレスを緩和するため、積極的に「笑い」を心掛けることなどです。
 免疫学の権威である順天堂大学医学部特任教授、奥村康先生の『「不良」長寿のすすめ』(宝島社新書)は、免疫力を高める生活習慣として、次の7つを提案されています。
  1. 食事は何でもほどよく食べる
  2.  運動はチンタラやる
  3.  いつも能天気に構える
  4.  1日1回「わはは」と大笑いするように心がける
  5.  仲間を大事にする
  6.  異性に心ときめく
  7.  夜遊びはしない
先行きが見通せない中、少しでもこうした生活習慣が実現できるよう、我慢強く頑張りましょう。

低栄養を防ぎ「貯筋」を心掛けよう

 今回の新型コロナウイルス感染では、特に高齢者の方が重症化しやすいことが分かっています。この背景には、高齢者の「低栄養」による免疫力の低下が疑われます。栄養バランスの良い食事を心掛けて、できれば10品目とっていただきたいこと、特に、たんぱく質は多めにとっていただきたいことをお伝えしましたが、改めて、たんぱく質をとることの大切さについて考えみたいと思います。
 私たちの身体にとって特に重要な栄養素として、アミノ酸とカルシウムが挙げられます。これらの栄養素が枯渇すると生きていけなくなりますので、人間は、これらの栄養素を身体の中に蓄えるシステムを進化させてきました。すなわち、アミノ酸の貯蔵庫が「筋肉」であり、カルシウムの貯蔵庫が「骨」になります。私たちはたんぱく質を消化してアミノ酸の形で吸収します。このアミノ酸がさまざまなタンパク質として再合成され身体の中で機能します。加齢や病気でたんぱく質が不足すると、真っ先に筋肉のアミノ酸が使われるので、やせ細ってしまいます。やせ細った最後の状態が「寝たきり」となるわけです。
こうした状況にならないために、日頃から、アミノ酸を筋肉にため込む「貯筋」が必要です。幸い、骨と違って、加齢とともに多少効率は落ちますが筋肉はいくつになっても作ることができます。
 適度に運動し、食事を通して十分なたんぱく質をとることで、老後の貯えとして「貯筋」を増やしておきましょう。
詳しく知りたい方は、Jミルクのファクトブック「乳たんぱく質のすべて」をご覧ください。
  • 免疫力低下を防ぐには、低栄養にならないよう心掛けることも大切(写真はイメージです)

「私のミルク餅企画」始めます

2020年4月24日

「#私のミルク餅」でイエナカ生活を楽しく

 学校の臨時休校や外出自粛が続く中で、皆さんは休日や休憩時間など、“イエナカ”での過ごし方をどう工夫していますか?

 料理やお菓子作りを親子で楽しんだり、SNSのつながりの中で料理やお菓子を作ることを知らせ合ってコミュニケーションに活用したりするなどの機会も増えていると思います。

 普段以上に家庭で牛乳・乳製品を消費していただいている皆さんに、在宅で楽しみながら家族での活動やSNSでのつながりで知人間のコミュニケーションに活用できる牛乳料理「ミルク餅」を紹介します。

 ミルク餅とは、Jミルクのホームページに掲載している数あるミルクレシピの中でも、毎月の閲覧数がNo.1の「牛乳もち」のことです。

「牛乳もち」はアレンジでお菓子やおかずにも

 「牛乳もち」の基本材料は3つで、牛乳、片栗粉、砂糖のみを使用します。材料の配合を変えるだけで、軟らかい食感や、硬めのしっかりした食感にも変化させることができます。また、数あるミルクレシピの中で今回、牛乳もちをオススメする理由は、甘くすればおやつに、加糖しなければ豆腐のような感覚で夕食のおかずにもなるためです。すべては、皆さんの好みの味付けや、トッピングする食材によってもオリジナルな「私のミルク餅」ができるのです。

 調理が簡単なので、子どもや男性も楽しめます。休日の親子でのおやつ作りにぴったりですよ。まずは「牛乳もち」を作ってみて、好みの食べ方などを研究してみても楽しいと思います。
 
「牛乳もち」のレシピはこちら

「#私のミルク餅」でつながる

 在宅で過ごす時間が増えると、知人や友人とのコミュニケーションもSNS経由で……ということが多くなると思います。そこで、ツイッターやフェイスブック、インスタグラムなどで「私のミルク餅」を発表したりコメントし合ったりして、つながりを深めるのも面白いと思います。

 Jミルクでも、「私のミルク餅」レシピをリレー形式でフェイスブックなどから紹介していきます。最初は、料理家・管理栄養士の小山浩子さんからスタート予定です。

 最後まで読んでくださった皆さんにお願いです。「私のミルク餅」を考えてSNS(ツイッター、フェイスブック、インスタグラム)で発信する際は、ハッシュタグも付けていただけると嬉しいです。学校の臨時休校や外出自粛、飲食店の休業・営業時間短縮などでいま、牛乳・乳製品の需要は大きく減っています。大変な試練に直面している消費者の皆さんと日本の酪農家や乳業メーカーも共に緊急事態を乗り切っていくためにも、ぜひハッシュタグを付けての発信をお願いします!

#私のミルク餅
#ミルク餅
#stayhome
#うちで過ごそう
#牛乳消費

免疫力を高める ⑥

乳酸菌利用食品の代表、ヨーグルト

2020年4月22日

 免疫力を高め、健康な身体をつくるために、腸内環境を整えるにはどうしたらよいのでしょうか?
 腸内環境を整える食品として、今回は「ヨーグルト」と「食物繊維の多い食品」について紹介します。
 ヨーグルトは、乳酸菌利用食品の代表です。牛乳に含まれる豊かな栄養(たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、カルシウムなど)を乳酸菌の力で発酵させて、より吸収しやすくなっています。ヨーグルトの乳酸菌や乳酸菌が作る乳酸などは、腸内の善玉菌を増やし良好な腸内環境をつくるのに役立ちます。様々な種類のヨーグルトがありますが、自分の体に合ったものを選び、毎日とり続けることが大切です。

 食物繊維の多い食品は多数ありますが、穀物、豆類、セロリ、さつまいも、ごぼうなどに多い不溶性食物繊維は便のかさを増やし、便秘解消に役立ちます。また、こんにゃく、海藻、きのこ類などに多い水溶性食物繊維は腸内で善玉菌を増やし、血中コレステロールを低下させ、食後血糖値の上昇を抑えます。
 野菜を効率良く摂取するには、生野菜サラダではかさが多いので、煮物やお浸しなど火を通して、かさを減らすとたくさん食べられます。ごはんは精米度が高くなると食物繊維は減少するので、麦や玄米・雑穀米を混ぜて炊くなど工夫することがおすすめです。
 牛乳に含まれる乳糖は、ビフィズス菌や乳酸菌のエサになりますので、腸内環境を整えるのに役立ちます。

参考レシピ【彩りヨーグルトサラダ】
https://www.j-milk.jp/recipes/recipe/8d863s00000447fj.html

参考レシピ【根っこ野菜のクリームシチュー】
https://www.j-milk.jp/recipes/recipe/8d863s000006vtnu.html
  • 免疫力を高めるには、腸内環境。腸内環境を整える食品として代表的なのがヨーグルトです

免疫力を高める ⑤

腸内環境と免疫力の関係

2020年4月20日

 腸は、栄養の吸収や排せつに関わるだけでなく、身体の免疫細胞の約7割が集中する免疫器官でもあります。この腸に共生する「腸内細菌」が免疫細胞に働きかけ、全身の免疫システムに大きく影響を及ぼしていることが最近の研究で明らかになってきました。つまり、健康な体には「腸内環境を整える」ことが大切なのです。
 では、腸内環境を整えるにはどうしたらよいのでしょうか?
 腸内環境を整える3つの食品として「発酵食品」「ヨーグルト」「食物繊維の多い食品」が一般的に挙げられます。まずは発酵食品「みそ」について紹介します。
 米みそ、麦みそ、豆みそなどの種類がありますが、大豆を使う点では共通。発酵という微生物の働きが加わることによって、消化吸収しやすい形になって栄養価も高まります。みそ汁は煮立ててしまうと乳酸菌や酵母菌が死滅してしまうだけでなく、風味が落ちてしまいます。煮立つ直前に火を止めることが大切です。
 「乳和食」の中に「ミルクみそ汁」があります。みそを通常の半分の量にして牛乳を加えた「ミルクみそ」を使ったみそ汁は、うまみを落とすことなく減塩ができ、乳たんぱく質もとれ、風味も牛乳が入っていることが分からないので、和食本来の風味を損なうことがありません。
 作り方は、あらかじめみそと牛乳をあわせて、出汁をとって具材を煮立たせた最後に火を止めて、ミルクみそを加えるのがポイントです。
「ヨーグルト」「食物繊維の多い食品」については次回に触れます。

【乳和食レシピ集】https://www.j-milk.jp/nyuwashoku/
  • みそを抑えて牛乳を加えたみそ汁は、うまみを落とすことなく減塩ができ、乳たんぱく質もとれ、かつ、和食本来の風味を損なうことがありません

免疫力を高める ④

免疫力を高める「笑い」

2020年4月17日

「人に会うことがなくなった」「何となく気分がさえない」「職場環境が大きく変わった」「毎日、何を食べればいいのか分からない」……こうしたことを意識するようになっていませんか?
新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出自粛などで生活環境が激変すると、ストレスも積み重なりやすくなっていきます。
免疫システムを担う免疫細胞の元気さは、精神的な影響を受けやすいとされています。例えば、体中を循環してパトロールし、ウイルスに感染した細胞やがん細胞を見つけだして破壊するNK細胞の元気さは、お笑い番組などを見た後では上昇し、ホラー映画など恐怖を感じた後では低下することが知られています。
家に閉じこもりがちで、コミュニケーションも制限され、暗いニュースばかりでは、ストレスもたまって、免疫力も低下することが考えられます。こういう時こそ、楽しいテレビを見たり音楽を聴いたりする、あるいはSNSで積極的にコミュニケーションをとるなど、少しでも精神的に落ち込まないように工夫することが大切です。
栄養バランスの良い食事をとり、適度な運動習慣で筋肉を維持することに加え、笑いや会話で精神面でも健康を保って、元気に暮らしましょう。
新型コロナウイルス感染症では、お茶の間にたくさんの笑いを届け続けた国民的コメディアン、志村けんさんがお亡くなりになりました。改めて、ご冥福を、心よりお祈りいたします。

【Jミルク「免疫力パワーアップ—乳の知識」】https://www.j-milk.jp/knowledge/healthcare/hn0mvm0000005vcz.html
  • 笑うことは免疫力の低下を防ぐ観点からも大切(写真はイメージです)

免疫力を高める ③

そもそも免疫力って?

2020年4月15日

私たちの体に備わっている免疫システムには、大きく分けて二つの仕組みがあります。
一つは、ウイルスや細菌などの体への侵入を最前線で食い止める「自然免疫」という仕組み。二つめは、相手の性質を見極めてピンポイントで攻撃する「適応免疫」という仕組みです。
自然免疫で活躍する免疫細胞には、「貪食細胞(マクロファージ)」や「NK(ナチュラル・キラー)細胞」などがあり、侵入してきた外敵を最前線で防ぎます。この防衛線が破られて体内に外敵が広がると「感染」ということになってしまいます。
こうなると次の攻撃は、適応免疫に頼るしかありません。この適応免疫を担うのが、T細胞やB細胞といわれるリンパ球になります。しかし、外敵の情報を調べるのに時間がかかりますので、飛び道具である「抗体」ができるまでには1~2週間かかるといわれています。
この二つの免疫システムを強化しておくことが、免疫力を高めることにつながります。免疫力を高めておくことによって、たとえ自然免疫の最前線を破られたとしても、適応免疫が素早く動き出すことで、重症化が防げたりするのです。
まず、栄養バランスの良い食事は免疫力の低下を防ぎます。たんぱく質は、免疫細胞を作るもとになるばかりでなく、鼻やのどの粘膜を作るもとになります。牛乳・乳製品は手軽にたんぱく質をとるのに便利ですし、豆腐や魚、肉を入れた温かいお鍋は、体も温まりおすすめです。ビタミンAやビタミンCは粘膜の保護機能や免疫力を高める効果があるので、緑黄色野菜や果実を積極的にとりましょう。また、バターにはビタミンAが豊富に含まれています。
  • バターにはタンパク質とともに、ビタミンAも豊富に含まれています(写真はイメージです)

免疫力を高める ②

在宅生活中も「低栄養」にご注意!

2020年4月13日

 若い世代や現役世代の肥満が問題になる一方で、お年寄りの低栄養が増えています。「油や動物性脂肪のとりすぎに注意」という呼び掛けが行きすぎた影響もあるようです。
 年々、食事量が落ちているのに、いつもごはんと漬物や納豆などだけで済ませていると、低栄養で体力・免疫力が低下することになります。あなたは大丈夫ですか?
 低栄養が続くと、免疫力が低下するばかりでなく、筋肉が減少する「サルコペニア」といわれる状態になり、出かけるのがおっくうになります。こうなるとさらに食欲が落ち、低栄養が加速して、いわゆる「フレイル(虚弱)」状態となり、やがて寝たきりになってしまいます。
 こうした状態にならないために、栄養をバランス良くとることが必要です。以下の10品目を、バランス良く食べましょう。

1.魚介類
2.肉類
3.大豆や大豆製品
4.牛乳・乳製品
5.油脂
6.果実
7.いも
8.緑黄色野菜
9.海藻
10.卵

また、運動を習慣づけることも大切です。最近の研究で、筋肉は体を動かすためだけの組織ではなく、私たちの体の働きに重要な物質を分泌し、健康を支えていることが分かってきました。いつまでも健康な体を維持するには筋肉を維持して、動かすことが大切です。筋肉は、骨と違っていくつになっても作ることができます。
  • バランス良い食事で低栄養を防ごう(写真はイメージです)

免疫力を高める ①

在宅生活で大切な朝ごはん

2020年4月10日

 人間には1日周期でリズムを刻む「体内時計」が備わっており、意識しなくても昼間は活動状態に、夜間は休息状態に切り替わります。体内時計の中心は脳に存在しますが、実は身体のあらゆる臓器にも体内時計があり、脳からの指令でリズムを刻んでいます。
 外出自粛などで家に閉じこもりがちになると、この体内時計が乱れ、身体に変調をきたします。免疫力も大きな影響を受けます。体内時計は朝の光によってリセットされますが、食事によってもリセットできることが分かってきました。
 生活リズムを整え、健康を維持する大切な習慣として、「朝ごはん」を見直してみましょう。

朝ごはんが大切なわけには、次の4つが挙げられます。

1. 決まった時間にとることで1日の生活リズムが整う。
2. 脳の働きを活発にし、集中力や記憶力が高まる。
3. 体温が上昇し、代謝が高まる。
4. 食べることで腸が動き出し、排便の習慣がつきやすい。
 
 朝は「何を食べるか」より「とにかく食べること」が肝心です。食欲がない時でもとりあえず、おかゆや小さなおにぎりだけでも食べてエネルギーを補給しましょう。また、時間があれば、食事の前に軽く散歩するなど工夫してみましょう。パンにチーズをのせる、コーンフレークに牛乳をかける、バナナとヨーグルトを和えるなど、乳製品を組み合わせることもおすすめです。もちろん早寝早起きも大切です。
  • 家にこもりがちのとき、特に朝食は大切(写真はイメージです)