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1日あたりの平均飲用量

2012~2014年の3年間における白もの牛乳類の1人1日あたりの飲用量は、男性・女性ともに増加しています[図2-7、2-8]。性年代別に見ると、男性は20代で若干減少したものの、10代(中学生除く)、30代、40代、50代、60代、70代以上で大きく増加しました。女性は中学生で減少しましたが、他の年代では増加傾向が見られます。
図2-7 | 性・年齢別、1人1日あたりの牛乳類飲用量(男性)
性・年齢別、1人1日あたりの牛乳類飲用量(男性)
出典:独立行政法人農畜産業振興機構「平成27年度 牛乳・乳製品の消費動向に関する調査 報告書」

注 非飲用者も含む全体ベース

図2-8 | 性・年齢別、1人1日あたりの牛乳類飲用量(女性)
性・年齢別、1人1日あたりの牛乳類飲用量(女性)
出典:独立行政法人農畜産業振興機構「平成27年度 牛乳・乳製品の消費動向に関する調査 報告書」

注 非飲用者も含む全体ベース

日本の牛乳消費量と主要国の消費量

2014年の主要国における牛乳類の1人あたり年間消費量を見ると、日本は最も少なく、イギリスやオーストラリアの約3分の1、フィンランドの約4分の1です[図2-9]。
また、乳製品についても主要国の中では一番少なくなっており、国際酪農連盟日本国内委員会「世界の酪農情況2015」によると、チーズの消費量はフランスが26.7kg、アメリカは15.5kgなのに対し、日本は2.2kgとなっています[図2-10]。バターの消費量も日本は0.6kgであり、フランス8.3kg、アメリカ2.5kg、ロシア2.4kgに比べかなり少なくなっています。牛乳乳製品のおいしい飲食の仕方など、牛乳先進国に学ぶところはまだまだありそうです。
図2-9 | 主要国における牛乳類の1人あたり年間消費量(2014年)
主要国における牛乳類の1人あたり年間消費量(2014年)
出典: 国際酪農連盟日本国内委員会「世界の酪農情況2015」
図2-10 | 主要国におけるチーズの1人あたりの年間消費量(2014年)
主要国におけるチーズの1人あたりの年間消費量(2014年)
出典:国際酪農連盟日本国内委員会「世界の酪農情況2015」